当たり屋ならぬ噛まれ屋?

皆様、こんにちは!

皆様もご存じだと思いますが、動いている自動車にわざとぶつかり、けがをしたと偽って慰謝料を請求してくる「当たり屋」は古くからある詐欺の手口ですよね。

それが、なんと、最近は愛犬家をターゲットにした「噛まれ屋」という詐欺の手口が横行しているようなのです。なんという世の中なのか…(:_;)

犬の散歩中に「触らせて」と触ってきて、断っても構わず触り、犬が痛がるツボのような場所をわざと押して、痛がった犬が咄嗟に噛んだらグルの弁護士と共に慰謝料を最大額請求してくるという手法だそうです。

そんな弁護士もいるんですね(:_;) これが本当ならひどい世の中です…

当会の里親様のグループでも話題になっていまして、弁護士に相談して下さいましたので、以下の写真の中の文章を、是非お読みくださいませ。

弁護士の名前が解れば弁護士会に解職請求する事ができるそうです。

愛犬が可愛い♡と言われるとつい撫でてもらいたくなってしまいますが、こういう事例があると「噛むことがあるので」とキッパリ断った方がいいのかもしれませんね。

もし、運悪くこういった詐欺グループの被害に遭ってしまったときは、まずは警察を呼びましょう。そして弁護士に名刺をもらい、所属弁護士会に連絡して確認したのち、犬による傷害事件ばかり扱っていないか確認し、自分も弁護士に依頼した方が良いですね。


そして、当会の里親様が噛まれ屋対策として考えて下さったのは…

透明のスマホケースにこのような写真を貼り、スマホを録画モードにして散歩するというものです。きれいに録画もできたそうです。

素敵ですよね♪

大切な我が家族を守りたい!

そして、お散歩の時は必ずリードを付けて下さいね。

よく、ノーリードのお散歩を見て「リードは命綱ですよ。リードを付けて下さいね」と声をかけるのですが、決まって「うちの子は大丈夫なんです」とお返事が返ってきます。小型犬に多いですよね。

「うちの子たちに近づいて来ないでください。咬むかもしれませんよ。」と言うと、慌てて抱っこしたりしますが・・・

自分の犬が平気でも、世の中には他の犬が苦手な犬もいますし、保護犬あるあるですが非常に怖がりでパニックを起こす犬だっているんです。

実際に、お散歩中にウチの保護犬たちにノーリードの犬が2頭(同じ飼主)ワンワンと吠えながら近づいてきたことがありました。その時私は肩掛けリードの3頭引きでお散歩中でしたが、2頭が飛びついてきたのを制御できず、ウチの保護犬たちに「ノー!」と言いながらリードを引いて後ろに退いても2頭がまた飛び掛かってきます。もう本当にパニックになりました。相手の飼い主は「あぁすみません」と言って引き離しに来ましたが、大事故にならずに本当に良かったです。今、思い出してもゾッとします。


リードは命綱です。

小さな子供に手を繋ぐのと同じです。手を離した瞬間に事故に遭ってしまうかもしれないのですから…

何をもって「大丈夫です」と言えるのか腹立たしい思いです。

以下、ノーリードでの事故の例です。

「近くにいるような犬で、リードをしていなくても人に危害を加えるような犬ではないが、散歩をする際のルール的にはリードはしていないといけないのはわかっているのですが、あの時は放して散歩していた。そこに、ランニングしている男がやってきて「リードを付けろ」と言うので、「わかりました」と言ってリードを付けるために後ろを振り向いた途端に愛犬を蹴飛ばされた。私もリードを「付けないよ」と言ったわけではなく「わかったよ、リードを付けるよ」と言ったのにも関わらず蹴飛ばしてきた。蹴った男はランニングをしてサッカーの練習をしているような人間で、靴も硬い靴でまともに蹴られて、愛犬は首の骨も折れて、即死状態だったそうです。」

「挨拶をしていると、被告の友人の大型犬がノーリードの状態で原告の方に近づいてきたという。自分の犬がうなったため「来ないで!!」と言って、後ろに下がった所…被告の犬が今度は背後に回り込んで、犬のお尻に2~3回かみついた。この時、かみついた犬のリードは飼い主の手から離れたノーリードの状態だったという。かみつかれた犬は4針を縫う緊急手術を受け、獣医師からは排せつ時に後遺症が出る可能性も指摘された。」


犬のトラブルは飼い主の責任であり、時には法的責任を問われる場合もあります。

もし飼い犬が人を噛んでケガをさせた場合は、飼い主が刑法第209条の過失傷害罪に問われます。過失傷害罪は親告罪なので被害者の告訴が必要となりますが、その場合は30万円以下の罰金または科料に処せられます。

また民法第718条には、「動物の占有者は、その動物が他人に加えた損害を賠償する責任を負う。」とあります。飼い犬が他の犬に傷を負わせた場合は、刑事事件にはなりませんが、相手の飼い主から民事訴訟を起こされて損害賠償を請求される場合があります。

犬同士は仲が良いから、と飼い主が油断していると、思わぬ大ケガに発展することもあります。また、自分の飼い犬がケガをする側になることもありえます。犬同士が接触する際は、飼い主が注意深く見守りましょう。

飼い犬との日頃の関係性が重要だと思います。

しつこいようですが、散歩中はリードをつけることを徹底してください。

人が少ない場所だからと油断してノーリードで散歩をすることは、人や物を傷つけるリスクが増えるだけでなく、犬自身が急に飛び出して車に轢かれてしまう、などの不幸な事故の原因となります。

どうか皆様、自分の大切な家族と他の誰かの大切な家族を守るために、まずは、自分がしっかりとマナーやルールを守りましょうね♡


認定特定非営利活動法人 NPO法人しあわせの種たち

Rescue organization for euthlist animals 岡山県動物愛護センターの登録ボランティア団体で岡山県の譲渡事業との協同を行い、里親募集から譲渡、その後のサポートを行っています。また、殺処分対象となった犬猫の最後の砦としてレスキュー保護をしています。

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